ホームケアクリニック札幌
緩和ケア訪問看護ステーション札幌

ホスピスのこころ大切にするクリニック・訪問看護ステーション

WEB講座「教えて在宅ホスピス」 記事一覧


第29回 持続皮下注射について―内服ができなくなっても大丈夫―


 病気の状態によっては、患者さんが内服ができなくなることがあります。例えば、腸閉塞で嘔吐する様になったり、衰弱が強くなって嚥下(飲み込み)ができなくなるような場合です。以前は、この…

第30回 輸液(点滴)について


がんの患者さんが自宅で過ごす時に輸液をすることがあります。人工的水分や栄養を入れるためです。当院では患者さんの約3割が何らかの輸液を行いました。

1. どんな時に輸液をするの…

第31回 セデーション(鎮静)


1.セデーションとはどのようなことですか?

 自宅で療養する患者さんの大部分は「最期はつらい思いをしないで逝きたい」という希望を持っておられます。ご家族も患者さんが苦しむ様子…

第32回 在宅酸素療法


 終末期に酸素吸入を必要とする患者さんは多くいます。当院では約4割の患者さんに在宅酸素療法(HOT)を行いました。

1.HOTが必要になるのはどのような場合ですか?

 …

第33回 在宅でできる医療処置


 在宅でもかなりの医療処置はできますが、病院と全く同じという訳にはいきません。どのような医療処置を在宅で行うかについては、在宅医療を行っている医師によっても異なると思います。

第34回  むくみ(浮腫)について~リンパ浮腫とそのケア~


「足がむくんでぱんぱんなんです。大丈夫でしょうか?」
当院が関わったがん患者さんの約半数に何らかのむくみ(浮腫)が認められました。むくみは患者さんにとって自分の体ではないような…

第35回 在宅ホスピスのチームについて


 本講座の第6回でも書きましたとおり、ホスピス緩和ケアの基本はチームケアです。在宅ホスピスも同様です。ただ、病院の緩和ケアチームと異なり、在宅ホスピスでは患者さんの生活を支えるチー…

第36回 在宅療養支援診療所 -医師の役割-


 在宅ホスピスチームのまとめ役である在宅療養支援診療所(以下、在支診)の医師の役割を見てみましょう。

1.在支診とは何ですか?

 2006年に、診療報酬の改定が行われ、…

第38回 ケアマネジャー(介護支援専門員)について


 介護を必要とする患者さんが在宅で過ごすことを支える公的な制度が介護保険制度です。その中心的な役割を担っているのがケアマネジャー(以下、ケアマネ)です。

1. ケアマネはどの…

第39回 ホームヘルパー(訪問介護)について


 ホームヘルパーは、患者さんの自宅に訪問して家事支援や身体介護、乗降(通院)介助などを家族に代わって行います。

1、 ホームヘルパーはどのようなときに利用できますか?

第40回 地域包括支援センターについて


 末期がん患者さんが介護保険を使うとき、まだADL(日常生活動作)が良い段階では、地域包括支援センターのケアマネジャー(以下、ケアマネ)が担当する場合があります。

1. 地域…

第41回 調剤薬局について


 在宅ホスピスにおいて薬の処方は主に調剤薬局から行われます。(一部診療所から処方される場合もあります)しかし、24時間、休日でも対応してくれる調剤薬局はまだ多くはありません。

第42回 退院前カンファレンス


 末期がん患者さんが治療病院から自宅に帰る際に在宅ホスピスチームと引き継ぎを行います。これを「退院前(あるいは退院時)カンファレンス」と言います。

Q1.退院前カンファレンス…

第43回 最初の訪問(初回訪問)


 在宅ホスピスチームの最初の訪問は、患者さんが病院から退院した日に行うことが多いです。初回訪問は重要ですのでその様子をお伝えしましょう。

Q1.どうして初回訪問が重要なのです…

第45回 ソーシャルワーカー


 在宅ホスピスにおいて、患者さんと家族が抱える様々な悩みや問題に耳を傾け、それらを解決できるよう支援するのがソーシャルワーカー(SW)です。

Q1.SWについて詳しく教えてく…

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