ごあいさつ
ホスピスのこころを大切にするクリニック ホスピスのこころとは弱さに仕えるこころである

「ホームケアクリニック札幌」は、在宅緩和ケア(在宅ホスピス)を専門とする診療所として、2008年7月に開設されました。 現在、わが国では、がんのような重い病気になり、病気が進行した場合には、ほとんどの方が病院に入院し、そして最期を迎えるのが普通です。しかし、そのような方でも、ご自宅で過ごすことは可能です。そして、最期(看取り)まで過ごすことも可能です。当院は、こういった患者さん、ご家族のサポートをさせていただくことを目的として設立されました。
私たちは、今まで多くの患者さんをご自宅で看取らせて頂いて参りましたが、そのほとんど全てのご家族が、「最期まで自宅で過ごすことができて良かった。」とおっしゃっています。しかし、残念ながら私たちのような働きは、まだまだ市民の方に知られていないのも事実です。より多くの方々に私たちの働きを知っていただき、がんのような重い病気であってもご自宅で過ごしたい、最期まで家にいたいという方々のご希望を実現できるように願っております。
総長 前野 宏
プロフィール
- 総長プロフィール
- 昭和60年北海道大学医学部卒業。
- 外科医からホスピス医に転身し、淀川キリスト教病院ホスピス、東札幌病院緩和ケア病棟での勤務を経て、平成13年札幌南青洲病院院長に就任。
- 平成15年12月に同院にてホスピス病棟を開棟するとともに本格的なホスピスケアを開始。
- 同時期より在宅緩和ケア(ホスピス)にも力を注ぐ。
- 平成20年7月に在宅療養支援診療所「ホームケアクリニック札幌」を開設。

みなさま こんにちは。
2016年4月 前任の前野院長から引き継いで、当院の院長に就任しました藤原葉子です。
開設当初からの理念である 「ホスピスの心を大切にするクリニック」の理念のもと、在宅緩和ケア専門の診療所として、主にがん終末期の患者さんとご家族が苦痛や不安なく安楽に在宅療養ができるよう24時間365日体制で支援してさせていただいております。最期まで自宅で過ごしたい、と望む患者さん・ご家族が「そうは思うけど無理だよね」と諦めるのではなく、望みどおりにご自宅へ帰り安心して、その人らしく過ごしていただけることが私たちの願いです。 私たちは、今まで多くの患者さんをご自宅で看取らせて頂いて参りましたが、そのほとんど全てのご家族が、「最期まで自宅で過ごすことができて良かった。」とおっしゃっています。しかし、残念ながら私たちのような働きは、まだまだ市民の方に知られていないのも事実です。より多くの方々に私たちの働きを知っていただき、がんのような重い病気であってもご自宅で過ごしたい、最期まで家にいたいという方々のご希望を実現できるように願っております。 どうぞよろしくお願いいたします。院長 藤原 葉子
プロフィール
- 院長プロフィール
- 平成6年信州大学医学部卒業。
- 三井記念病院で麻酔科医として勤務。
- 平成19年に勤医協中央病院に入職。
- 総合診療医として勤務したのち、ホスピスケアセンターに異動しホスピス医となる。
- ホスピスケア病棟や緩和ケア外来のほか、在宅緩和ケアにも携わる。
- 平成27年からホームケアクリニック札幌で勤務し、平成28年4月に院長に就任。