所長ご挨拶
プロフィール
弘前大学医療技術短期大学部看護学科卒業。
道内の総合病院、訪問看護ステーションを経て、平成20年に緩和ケア認定看護師の資格を取得。
その後、東京の在宅緩和ケア専門の訪問看護ステーションに勤務し、北海道の認定看護師教育機関で専任教員を経て現在に至る。
資格
平成13年 | 介護支援専門員 取得 |
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平成20年 | 緩和ケア認定看護師 取得 |
平成24年 | ELNEC-Jコアカリキュラム指導者 取得 |
令和5年 | CLIMBプログラム・ファシリテーター養成講座終了 |
令和5年 | CLIMB親プログラム・ファシリテーター養成講座終了 |
所属学会等
日本緩和医療学会
日本死の臨床研究会
緩和ケア訪問看護ステーション札幌のスタッフ
- 看護師:9名
- 事務:1名
訪問看護とは
地域で暮らす全ての年代の方の生活の場(家)に訪問し、健康や生活上の問題に対して専門的なケアを提供するサービスです。
地域の関係多職種と協力しあって、一人ひとりに必要な支援をします。
対象者 |
主治医から訪問看護サービスの必要を認められた、医療保険・老人保健対象の方および介護保険の被保険者の方 |
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対象区域 |
札幌白石区、豊平区、清田区、厚別区、東区、中央区の一部、江別市、北広島市の一部(その他要相談) |
営業日 |
営業日:月~金 |
当ステーションのつよみ
- 当訪問看護ステーションには「緩和ケア認定看護師」「リンパ浮腫療法士」など専門的なスタッフが揃っており、様々な症状に対し専門的なケアを実施しています。
- 機能強化型訪問看護ステーションⅠを算定し、重症度が高く、医療的管理が必要なケアにも対応しています。
- 併設しているホームケアクリニック札幌とタイムリーかつ密な情報共有で連携を図りチーム医療を提供しています。
- 地域の診療所や基幹病院、介護サービス事業所と円滑な連携による在宅療養生活を支援しています。
- がんの方をはじめ、ご本人やご家族が望めば在宅のお看取りを実施しています。
- ご遺族のケア(グリーフケア)を実施しています。
- ボランティア組織(在宅ホスピスボランティア「葉っぱの会」)と連携し、インフォーマルなサポートを実施しています。※内容に関しては要相談
- 地域の介護サービス事業所や介護施設、連携先病院へ在宅緩和ケアについて教育的サポートを実施しています。
- 看護系大学の看護学生、在宅看護やがん看護のCNSコース実習の受入れをしています。
訪問看護の内容
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日常生活の看護
食事・水分などの栄養管理、排泄のケア、清拭、洗髪、口腔ケア、入浴介助、寝具・衣類の交換など
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医師の指示による医療処置
主治医の指示による処置やケア
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健康状態の観察
血圧・体温・脈拍の測定、病状や障害の観察とケア
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医療機器や器具等の操作援助・管理
在宅酸素、点滴、疼痛コントロールのために使用する機器などの管理
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床ずれの予防・処置創の処置
創傷・褥瘡処置と予防ケア
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ご家族等へのサポート
介護方法の指導やアドバイス、療養上の様々な相談・対応
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服薬管理
内服薬など薬剤の指導・管理
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心のケア・認知症のケア
傾聴、事故防止や療養生活上の必要なケアや相談など
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リハビリテーション
日常生活動作の訓練、呼吸リハビリテーションなど
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療養環境の整備
住宅改修や福祉用具の相談、身体状況に合わせた環境調整
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エンド オブ ライフケア
痛みや苦痛の緩和、希望する生活や意思を尊重した支援、家族ケア、グリーフケア(悲嘆のケア)、在宅での看取りの支援など
料金
介護保険・医療保険ともに対応します。
オンライン資格確認について
当院では、外来・訪問診療等におけるオンライン資格確認の運用を行っており、診療情報(受診歴・薬剤情報・特定健診情報など)を取得・活用し診療を行っております。マイナンバー保険証の利用にご協力をお願いいたします。
訪問看護開始までの流れ
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お問い合わせ・紹介
管理者が相談窓口として対応します。
自宅療養されているご利用者さま、ご家族、または担当のケアマネージャーからの相談が可能です。
入院中の場合は、医師や看護師、地域医療連携室の相談員へご相談ください。
その後、担当者から相談をお受けします。down
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事前訪問・カンファレンス
自宅療養されている場合は管理者が住居へ訪問し、病状や生活状況、生活環境などを伺い、気がかりや心配事にタイムリーな対応ができるよう調整します。
また、訪問看護をはじめ在宅医療についての仕組みや料金について説明をします。
入院中の場合は、ご本人やご家族、入院先の医療スタッフ、介護事業所の担当者、当訪問看護ステーションスタッフでカンファレンスという話し合いの機会を設けて退院調整をします。down
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訪問看護開始
事前訪問やカンファレンスで訪問看護の開始日を決定します。
初回訪問時は、状況によって訪問診療やケアマネージャーなども一緒に住居へ伺い、今後の在宅療養生活をどのように支援するか具体的な相談をします。